日本将棋連盟の棋士養成機関
       「奨励会」
         正式名称「公益社団法人日本将棋連盟付属新進棋士奨励会」
       入会試験(15歳以下でなければ受験を受け年ことが出来ない。例外もあり)
          期 日 平成30年8月15日~17日
             関東奨励会と関西奨励会に分かれて実施
 
 
 
横谷 篤飛(あつと) (岩手高校1年生)が難関突破 合格 
 
   関西奨励会で1次試験を3勝2敗で通過、2次試験は1局目で勝った。
 ※1次試験(受験者同士での対局 6局) 2次試験(現役の奨励会会員と3局指し、1勝出来れば合格
 
  関東奨励会48人中20人合格  
    関西奨励会30人中11人合格
横谷 篤飛君   
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     横谷君は昨年に続き2度目の挑戦。
     奈良県生駒郡斑鳩町出身で、将棋の力を高めようと岩手高校に進み、囲碁将棋部に所属
     5月の岩手県高校将棋大会個人戦A級で優勝
   
      昇級(昇段)の仕組 
   入会すると、6級からスタート、月2回の対局日があり
   規定の成績を納めれば昇級(昇段)
   6級→5級→4級・・・
 
   1級で規定の成績を上げると初段となる。
   二段→三段昇段し
   四段になればプロ棋士になれる。
                     ※会員同士の対局で規定の成績を上げれば昇級(昇段)し、負けが多いと降級(降段)する。 
 
        三段から四段に昇段するには「三段リーグ」と呼ばれる同じ三段同士でのリーグ戦を戦い 
         上位2名に入る必要がある。
         「三段リーグ」の参加者は約30人。
         半年かけて各自18回対局
             ※年齢制限  満21歳までの誕生日までに初段、満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段になれなかった場合は
                       退会となる。ただし、最後にあたる三段リーグで勝ち越しすれば、次回リーグに参加することができる。
                       以下、同じ条件で在籍を延長できるが、満29歳のリーグ終了時で退会。