牛越 恂さんは岩高音楽部員として、主にコーラスで活躍し昭和26年音楽部長で卒業。

そのあいだ2年間、最も輝いていた生内 義夫先生に学んだ。

同年岩手大学教育学部に入学し音楽を専攻する。大学では、のちに岩手県音楽界の基礎を作ったと

される千葉 了道、鷹嘴 洋一、新藤 武各先生に師事した。

大学4年の夏に千葉了道先生の依頼で岩手女子高校の音楽講師を務める。

大学を卒業後は小学校の音楽教師を目指していたが、岩手女子高校で音楽を教えていた生徒数名に

もっと音楽を教えてくださいと泣かれて、同校音楽教師になる。

約30年間教鞭をとり教頭職を最後に退職。

昭和60年盛岡大学文学部助教授、平成15年定年退官、同年名誉教授。

現在は各種芸術関係の団体役員を務める傍ら盛岡・上田公民館のコーラス「上田コールレーネ」

と「すみれ会」の二つの合唱団を指導している。

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