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(岩手県詩人クラブ主催 平成21年9月19日開催された講演より三田 循司に関係する部分・・・) |
詩集「動物哀歌」で戦後詩の世界に衝撃を与えた村上 昭夫(昭和2年〜昭和43年 旧制岩手中学 第15回生 昭和20年卒業)は 一冊の詩集しか残さなかったが、透徹した宇宙的なさびしさがあって、存在の果てから宇宙の果てに手を伸ばそうとしたのでは・・・ 太宰 治の「散華」に登場する三田 循司(大正6年〜昭和18年 旧制岩手中学 第5回生 昭和む10年卒業卒業)は「宮澤 賢治と村上 昭夫をつなぐ詩人」として注目しています・・・ 岩手からすぐれた詩人が輩出した背景として「盆地の中で暮らし、見上げると夜空や青空に手が届くように感じ、そういう風土から生まれたのではないでしょうか・・・」 |
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