岩中卒業生  
台湾の徐耀暄さん(旧12回生 昭和17年卆)が来盛しました


  台湾苗栗県(びょうりつけん)頭份鎮(とうふんちん)在住の徐耀暄(じよようせん) さんが
 息子さんの徐宏文と一緒に来盛し石桜同窓会の役員と懇談しました。

 平成22年4月7日 午後6時より、盛岡駅前 東横イン
 出席者 小枝指会長、村井副会長、明戸副会長、赤澤理事
徐耀暄さん(旧12回生 昭和17年卆) 息子さんの徐宏文 さん 懇談場所「東横イン」のMAP
<拡大写真>

 徐耀暄先輩は20数年前の同期会の時に作成された「旧制 岩手中学校 12回 卒業生」名簿を大事に持参し、同級生の消息、
   恩師のことなどを卒業時の昭和17年ごろにタイムスリップして、とても楽しそうに流暢な日本語でお話して下さいました。
  記憶も確かで佐々木哲郎先生、牟岐 喆雄先生の名前などすらすらと出てきました。

 90歳近いご高齢でもすごく元気そうで、岩中在学中の下宿は上名須川、仁王新町、盛岡一校裏の三ヶ所であり、
   岩手山登山の思い出話し、姫神山、高松の池、岩手公園、公会堂、市役所庁舎などとても懐かしくお話をして頂きました。

 お子さんは5人で、男子3名、女子2名、現在長男徐宏文さんと二世帯が同居しているとの事。
   徐宏文さんは55歳で英語の先生で、台湾でも少子化が進み生徒数が減少しているのが悩みのようです。

 徐耀暄さんの日常生活は昼は近所の同年代の方々とお茶のみ等で楽しく過ごし、夕食後に「北上夜曲」など
    日本の歌を聴くのが楽しみで、テレビはNHKのど自慢もよく見るそうです。

 今回の来日は4月4日で4月10日に帰国の予定なそうで、次回もお元気で再開しましょうと約束しとても楽しかった
   懇談を終わりました。

記念写真 石桜同窓会三役と懇談 徐耀暄さんより台湾の地図の説明を受ける
徐耀暄さんが大切に持参した1992年11月開催された同期会に発行した名簿
絵は同級生の真壁 次郎さんがスケッチしたもの