ミツバチを通して銀座の街で「地産地消」を実践している
  
 
   「銀座ハチミツプロジェクト」とは、銀座の街の活性化を目的とする「義座食学塾」、「銀座の街研究会」が中心となって
   企画・運営しているプロジェクト
   2006年3月28日に設立 (ミツバチの日

東京  紙パルプ会館
 
  ミツバチの飼育を通じて、銀座の環境と生態系を感じるとともに、採れたハチミツ等を活かし
  銀座の街の文化として高めることを目的に、銀座にあるビル「紙パルプ会館」(銀座3丁目 地上45m)
  屋上で通称;銀ぱちくん;ミツバチを飼育。

 
  銀座は、1998年に「ビルの高さは56mまで」という「銀座ルール」がつくられ、高さ制限がされているため、
  超高層ビルは建たない。
  飼育するミツバチの数は2006年の3万匹からスタートし、現在は12万匹。
紙パルプ会館

銀座周辺の緑の分布
 
  働き蜂の大きさは10〜13mm。
  行動半径約3km〜4km。
  ビルに囲まれている銀座、半径3km圏内、皇居、浜離宮、芝公園、日比谷公園など花と緑が
  豊かな場所が沢山ある。
  銀座のハチミツ「銀ぱちくん」達は、それらの花々からちゃっかり蜜をいただき、さらに、外堀通りや
  並木通りの街路樹、時には花屋の店先などから、蜜を集めている。
  
  皇居までお邪魔して。ミカンの蜜は恐らく皇居のミカンの花から?
  蜜源の花は、銀座近辺に3月下旬からソメイヨシノからスタートし
  ナノハナ、マロニエ、ユリノキ、ナツハギ、ミカンと6月まで次から次へと咲き乱れる。

 
  その蜜を「銀座ハチミツプロジェクト」が手作業で採蜜し、銀座産の甘いハチミツ作る。
  銀座生まれのミツバチ達が銀座の花で作ったもじどおり Made in Ginz のハチミツ。
  銀座ハチミツプロジェクトのユニークなのは、Made in Ginz のハチミツを銀座で商品化して、
  銀座の店でしか買えない、食べれないという点です。
  銀座で採れたハチミツは、銀座に来た人だけしか買えない、食べれない。
銀座周辺の緑の分布
銀座ミツバチ 蜜源植物カレンダー
銀座のミツバチ
蜜源植物カレンダー
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銀座・ひとと花とミツバチと
より引用

 Made in Ginzハチミツの商品が銀座の店に並び、話題になり、それを求めて多くの人が足を運べば
 銀座はますます元気になり、活性化につながる。
 ミツバチ達がせっせと街おこしをしている。

 銀座1丁目  ホテル西洋 ハチミツ入りマカロン
 銀座2丁目  アンリ・シャパンティア マドレーヌ
          マロニエゲートビル 東急ハンズで石鹸
          全館の飲食店舗で゛年に2回銀座ハニーフェスティバルを開催
 銀座3丁目  松屋デパート 文明堂ハニーカステラ 清月堂の羊羹
          キャンティのチリージャ(毎年12月には数種類のクリスマスケーキ
          銀座萬年堂本店
 銀座4丁目  銀座カレン
 銀座5丁目  三笠会館の地下 BAR 5517  ソメイヨシノを使った4種類のカクテル
 銀座8丁目  資生堂パーラー フレンチトースト
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 ミツバチが蜜を集めることで、花粉の交配が促され、緑を増やすことにつながる。
 ミツバチが活発に活動することで、花が咲き誇り、実を付け、その実を食べに小鳥があつまると、
 都会の自然が豊かになり、二酸化炭素を減少させるこに役立つ。
 
 
 そのことから、温暖化に悩むソロモンツバルキリバスの養蜂との交流も始まった。
 巣箱にはこの3つの国の国旗が掲げられている。
銀座 紙パルフ会館の巣箱
銀座紙・パルプ会館の巣箱
左ツバル 中ソロモン 右キリバス
各国の国旗が・・・
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   品川「中延ハチミツプロジェクト」  地元商店街で生キャラメル、甘納豆 
   「多摩ハチミツプロジェクト」  ミツバチの歌がある。
   「おかばちプロジェクト」自由が丘商店振興会
      老舗ケーキ店モンブランでは「おかばちくん」という名のハチミツを使ったシュークリームが人気
   「日本橋ミツバチサロン」  鹿島建設椎名町の社宅で日本ミツバチを飼う。
                    東京穀物商品取引所屋上で日本ハチミツを飼う。
   
   仙台ミツバチ・プロジェクト
   サッポロ・ミツバチプロジェクト

   名古屋マルハチプロジェクト
   鹿島 ニホン・ミツバチプロジェクト
   名古屋学院ニホン・ハチミツプロジェクト

   小倉ミツバチプロジェクト(北九州)
   ハマブンブン・プロジェクト(横浜)
   おおいたミツバチプロジェクト(大分)
   ハウステンボスミツバチプロジェクト(長崎)
   栃木県県庁でみつばちを飼おう!プロジェクト(宇都宮)
   山の都ハニープロジェクト(山梨)

  今世界中の大都市でミツバチが育てられ始めている。
  街には蜜源となる花が多く、農村とは対照的に農薬がほとんと使われていないため
  採れるハチミツはよりオーガニックにであるから。
   ニューヨーク とりたてハチミツ! 産地はマンハッタン
    ニューヨーク市で養蜂が解禁され、ミツバチを飼う市民が増えている。
   ワシントンのホワイトハウス
   シカゴ高級ホテル
   パリのオペラ座
   ロンドンの高級ホテル「ロイヤル・ランカスター」で採れたハチミツは約200gで10ポンド(約1.450円)という高級品

  

 最初の採蜜は2006年4月4日 5.7k
   2006年 150k
   2007年 290k
   2008年 440k
   2009年 780k